増築を伴う内外装のリニューアル工事

システムキッチンは奥様がグレードを１ランク上げてまで妥協せずにこだわりました。また前面の壁も厳選したガラス製のモザイクタイルを貼りました。

外壁を解体して、約４５cmほど増築して広げたダイニングキッチンは収納効率も良くなりました。

３枚建ての可動間仕切りを設置するために分厚くした壁にニッチ収納を工夫して設置したダイニングムーム。ニッチ収納上部にはインテリアとして小物などを、下部には見せなくても良いスプレー洗剤などを収納できます。

ダイニングとリビングの接続間口を約８０cm広げて、高さも天井いっぱいまでとって、随分と開放的になり、リフォーム前より大きく広がりを感じます。開口部には半透明のパネル入り可動間仕切りを設置しました。

設置する家具の納まりを重視して、改造や改良を加えて雑然としていたリビングをスッキリとまとまった空間へとリフォームしました。

リビングにあった収納庫の扉を外した状態でテレビを置いていましたが、うまく納まり切らずに全体的に雑然とした状況でした。収納庫を撤去して、元々の造り付けの家具を改造して縮めて、テレビがぴったりと納まるようににしました。左手には、元からある家具に面材の色等を合わせた新しい家具を別注製作して納めたので、綺麗にスッキリとまとまりました。床はガス床暖房設備を新設しました。

浴室も増築して広くしました。0.75坪の在来工法の風呂から、１坪タイプのシステムバスにしました。断熱浴槽にして、ガスの浴室暖房乾燥機も設置しました。冬場の寒さと省エネ対策はバッチリです。

浴室の壁を解体すると、予想通り柱と土台の腐食が確認されましたので、それらを取り替え、補強しました。

洗面所は元からお使いの家具を中心にプランニングしました。隣接する浴室の入口ドアの額縁を、既製品の壁厚を利用した収納棚仕様のものにしました。

積年の汚れが目立っていたので、タイル面等の塗装しない部分も薬剤洗浄して、外観をリフレッシュすることにしました。家と塀とガレージ廻りを全面的に塗り替えました。

屋根材はカラーベストで、遮熱塗料での塗り替えです。前回の塗り替え後の状態があまり良くなくて剥離などが多く見られたので、ケレンなど下地処理を念入りに行いました。