主に和室とDKをスケルトンにしてリニューアル

奥様念願の対面キッチンは、フル装備でカップボードもセットです。限られた予算の内でのプランとして、当初予定していたシステムキッチンよりグレードを下げて、機能性や機器類のオプションはできるだけそのまま付けるということで、スペックや機能性は望み通りのものにしていただきました。

元は壁側に配置されたL型キッチンでした。

できるだけコストを下げるために、和室の柱や長押、内障子などはそのまま利用しました。木部とフローリングなどの色を合うものにすると特に違和感はなくなります。

和室の押入をなくすことにより、壁を撤去した部分の耐力を補うための補強はしっかりと行いました。

在来工法のお風呂からユニットバスにしました。広さは0.75坪のままですが、浴槽は広く浅く、段差も低くなりました。お風呂場の拡張は無理なので、広さはほぼ変わりませんが、浴槽は容量が大きくなりますので、ゆったり感はアップします。

工事全体でコストを下げる必要があったので、建具と手洗器はそのまま利用しました。壁には化粧パネルを全面に貼り明るくて掃除もしやすくなりました。

床と壁はタイル張りのトイレでした。

玄関ポーチの庇が朽ちて傷んでいたので、できるだけ現状のまま、軒天と鋼板葺き替えを行いました。

玄関庇は錆だらけで全体的に湿気が廻っていましたので早急なリフォームが必要でした。幸い垂木等の材木はそのまま使えました。

1.廊下からLDKに入るドアはアウトセット式の片引戸にしました。下部に飼っている猫ちゃんの出入口も付けました。 2.キッチンの立上り壁にはニッチを設けました。