施工事例詳細
プレハブ住宅の劣化部の更新も含めたリニューアル
F様のお家は大手ハウスメーカーP社製の軽量鉄骨造住宅です。10年前に同じく外装の全面改装をさせていただき、再度またご依頼いただきました。今回はP社の当時の特徴的な意匠である屋根の先端にハチマキのようにぐるりと廻る樋隠しの鋼板パネルの劣化が激しくて取り替えをしたいところですが、さすがに40年以上が経過した現在ではP社でも取り扱いをしていなくて対応できないとのことでした。それならということで、弊社で板金工の職人を現場に呼んで打ち合わせの上、現物の型をとってガルバリウム鋼板を工場で曲げて加工してもらうことにしました。今回は前回よりも内容が濃く、工事項目が多くて日数が多くかかりましたが、念入りに仕上げました。
構造 | 軽量鉄骨造 | 工期 | 3週間 |
---|---|---|---|
築年数 | 約40年 | 工事内容 | 塗装工事・板金工事・金属工事 |
工事面積 | - | 施工費用 | 360万円 |
構造 | 軽量鉄骨造 | 築年数 | 約40年 |
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工事面積 | - | 工期 | 3週間 |
工事内容 | 塗装工事・板金工事・金属工事 | 施工費用 | 360万円 |
外装全景 / After
外装のカラーリングはトーンを抑えた落ち着いたブラウン色と少しグレーがかったアイボリー色を選択しました。
屋根 / After
一寸勾配ほどのゆるやかな傾斜の瓦棒葺きの大屋根と下屋根。遮熱塗料で塗り替えました。
外装 鼻先樋隠し鋼板 / After
大屋根と下屋根の鼻先と軒樋を隠す鋼板のカバーパネルを裏表共にしっかりと塗り替えています。
外装 バルコニー / 1.After 2,3.Before
鉄骨に塩ビデッキパネルを張った仕様のバルコニーです。床板を張っている下地のスチール製角パイプが腐食してボロボロになっていて危険な状態でした。下地をアルミ製角パイプに取り替えて、塩ビデッキの床板も新調しました。
外装 樋隠しパネル / 工事過程
塗装工事の前に、大屋根と下屋根の鼻先の腐食した鋼板パネル上部に新たにガルバリウム鋼板の曲物を被せました。
外装 樋隠しパネル / Before
大屋根と下屋根の鼻先の鋼板パネル上部は全面的に激しく腐食が進行していました。鋼板パネル自体は表面がシート張りですが、下地のスチールが腐食してシートが剥離して錆がひどくてこのまま塗り替えても簡単には腐食を防ぐことはできません。
バルコニー / 工事過程
バルコニーの床板をめくると下地のスチール製角材の根太がボロボロに腐食していて、かなり危険な状況でした。
全景 外壁・屋根 / Before
ハウスメーカー P社製の軽量鉄骨造プレハブ住宅です。バルコニーやパネル類などの金属部分の劣化が特に進んでいました。
軽量鉄骨住宅の外壁、屋根の塗り替え工事をご依頼いただきました。ただし、外装に鋼板を多用しているプレハブ住宅ですので、錆による腐食部分が多く、塗り替えるだけではなくそういった部分を点検の上改修工事計画を立てました。