平屋建て住宅全面リフレッシュ工事

外壁はシリコン系塗料で全面塗り替え。屋根材などメインカラーは濃いグリーン色で、庭園の植栽と馴染んで落ち着いたたたずまいを感じさせます。

屋根は重たい陶器瓦から軽量のスレート瓦（カラーベスト）に葺き替えました。

家の桁方向に長い縁側のサッシは木製の窓に木製の雨戸でした。軒の深い家ですので傷みはひどくありませんでしたが、今回、機密性の高いアルミサッシに、雨戸と共に取り替えました。

玄関ドアを取り替えて、玄関土間は内外共にテラコッタタイルを貼りました。

システムキッチンは向きを９０度変えて前方のスペースの有効的な活用を考慮しました。
窓は木製窓から格子付きアルミサッシに取り替えました。

1坪サイズのシステムバス。グリーンのアクセントパネルと浴槽が爽やかに感じます。
窓は木製窓から格子付きアルミサッシに取り替えました。

新しく取り替えたばかりの洋便器は再利用で、内装は一新してドアの位置を変更しました。

１８０cm×９０cmの長方形の間取りだった洗面脱衣所をL字型にして床面積を増やして、そこに洗面化粧台を設置して、脱衣スペースの面積を増やしゆとりを確保しました。

家のいちばん奥に位置していた和室４畳半と８畳の洋室を１部屋にしました。３連引き戸を開けると横に長く奥深くなっているクローゼットを造りました。

玄関ホールのすぐ横に立派な応接間がありました。現在では用途としては必要はないのと部屋数は足りているので、とりあえず後々いろんな用途に対応できるようにシンプルな洋間にしました。玄関と縁側の２方向から出入りできます。

間仕切りの襖を挟んで６畳と８畳の和室があります。壁は全面に淡いブルー調の珪藻土に塗り替えました。畳下の床板を張り替えて床下からの隙間風を防ぎました。

3,5間の長い縁側。伝統的な日本家屋に特有のスペースで、和室と庭との間に位置する部分です。優雅で贅沢なスペースをそのまま残して全面リフォームしました。

土と瓦がどっしりと載った屋根を軽量スレート瓦に葺き替えです。

スケルトンにして床、天井に断熱材を施工します。

バランスを考えて、火打ち金物やホールダウン金物等を用いて各所補強しました。